タスク管理ツールは、単に ToDo リストをデジタル化したものではありません。チームが団結し、共同作業における各自の役割を理解するためのコラボレーションスペースです。
このガイドでは会社やチームに適したツール探しを今すぐはじめていただけるよう、チームタスク管理ツールに求められる機能と、20のベンダーが提供するおすすめツールを取り上げます。
今すぐはじめるタスク管理とは
タスク管理は、ビジネス目標の達成に向けてタスクの計画、整理、割り当て、追跡を行い完了させる体系的なプロセスです。チームメンバーそれぞれが責任をもって完了させる単一の作業単位が「タスク」です。こうしたタスク全体の管理には、チームメンバー間での工数調整、優先順位の設定、タスクの進捗状況の監視、効率的な共同作業、ワークフローの合理化、プロジェクト成果物の確保といったステップが必要になります。
チームにタスク管理ツールが必要な理由
適切なタスク管理ツールを使うことで、チーム内での際限ないメールのやりとりをなくし、業務やプロジェクトを円滑に進める上で必要なタスクへの集中を促すことができます。効率よく共同作業を進め、ボトルネックや仕事量の不釣り合いといった潜在的な問題も特定しやすくなるでしょう。
タスク管理ツールに求められる機能
タスク管理と一口に言っても、各プラットフォームの機能はさまざまです。基本的な特徴は共通していることが多いため、導入したいツールを決めるときには以下のような機能をまず備えていることを確認しておきましょう。
- 複数ビュー:カレンダー、かんばん、リストをはじめとする一般的なビューでタスクを視覚化できます。たとえば monday work management には、作業概要が明確にわかるタスクのマイルストーンやアイテム同士の依存関係をビジュアル表示するガントチャートなど、15を超えるオプションが用意されています。
- 直感的なインターフェース:タスク管理ツールを新規導入する際の使いやすさも重要です。チームが迅速に新しいツールに適応できるかどうかを確認しておきましょう。
- 幅広い統合:タスク管理ツールを他のさまざまなツールと接続し、既存のツールやデータを取り込んで便利に利用できます。
- カスタム自動化:バックグラウンドで実行する自動化の設定により、繰り返しの多いワークフローをシンプルに整理できます。たとえば、いずれかのチームメンバーがタスクを完了すれば、チーム全体にメールを送信するといった設定が可能です。
- サブタスクと依存関係の設定:タスクをサブタスクと呼ばれる小さな塊に分割し、特定のタスクと次のタスクとの依存関係を設定することで実行順序を指定します。たとえば、ブログ記事の原稿執筆(タスク)が完了次第、その記事を編集する(サブタスク)という次のタスクに移るといった形です。
いかがでしたか?ここまでで、質の高いタスク管理ツールに求められる特徴や機能がおわかりいただけたのではないでしょうか。次は、チームにどのようなプラットフォームが適しているか検討する上で比較に値する20のソリューションをご紹介します。
1. monday work management
共有する目標の迅速かつ大規模な達成を目指すあらゆる規模のチーム向け。
monday work management は monday.com Work OS 上に構築された機能満載の業務管理プラットフォームです。
タスク管理は今や、あらゆるタイプのワークフローやプロジェクトを計画・整理する上で重要な役割を果たしています。共同作業機能を備える当社のプラットフォームは、効率的なタスク管理ツールをお求めの多数の企業様にご利用いただいています。monday work management の主な機能は次の通りです。
- 15以上のボードビューが利用可能:チームメンバーのキャパシティを可視化するワークロードビューをはじめとした、15を超えるビューをご用意。プロジェクトの責任者やマネージャーがそれぞれのチームメンバーが何に取り組むことができるかを明確に把握できるため、この可視性はタスクを割り当てる上で不可欠です。
- カスタマイズ可能なダッシュボード:ドラッグ&ドロップで10種類以上のウィジェットを使用できるダッシュボードにハイレベルなプロジェクトデータを表示。To Do リスト、チーム目標、タスクレポートを一目でリアルタイムに確認できます。
- 自動化:各タスクの完了時にメールや Slack でチームメンバーに更新を通知するなど、自動化を設定することでワークフローから反復的な作業を減らしましょう。プロジェクトの次の段階で同僚が作業内容を見直す、あるいは自身のタスクを進める上で役に立ちます。
- 反復タスク:定期的なタスクにも自動化を設定できます。たとえばプロジェクトの進捗状況を把握する目的で定期チームミーティングを予定する、週次レポートを決まった頻度で依頼するといったことが可能です。
- 統合:使い慣れたツールとの統合で、タブを切り替えることなくプロジェクトをパワフルに推進できます。たとえば monday work management を Google Drive と統合してタスクにドキュメントを添付する、あるいは Slack との統合でタスク完了後にチームチャネルを更新するといったこともできます。
- 時間追跡:タスクにかかる時間を追跡して、チームの業務を効率よく整理しましょう。データを使い、特定のタスクにチームを割り当てるのに必要な時間を正確に予測したり、それに応じてクライアントへの請求を行うことができます。
monday work management の価格設定
monday work management では5種類の料金プランをご用意しています。以下は 3名のチームの場合(年額プラン)の例です。
- 無料:ユーザー2名まで永久に無料。カラムタイプ8種類、テンプレート200種以上、iOS および Androidアプリで利用可能。
- ベーシック:ユーザー3名、月々3,900円。閲覧者数・タスク数の制限なし、5GB のストレージが付帯。
- スタンダード:ユーザー3名、月々4,950円。閲覧者数・タスク数の制限なし、20GB のストレージ、半年間のアクティビティログ、各種統合機能、ゲストアクセスなど。
- プロ:ユーザー3名、月々9,600円。閲覧者数・タスク数の制限なし、100GB のストレージ、1年間のアクティビティログ、時間追跡、仕事量管理など
- エンタープライズ:5年間のアクティビティログ、ボード数最大50、専任カスタマーサクセスマネージャー、強化型管理者コントロール、各種アナリティクスを利用できるカスタム料金プラン。料金についてはお問い合わせください。
2. Asana
シンプルなタスク管理とプロジェクト管理、明快なコミュニケーション機能を求めるチーム向け。
Asana は、チームプロジェクトのさまざまなセクション、タスク、サブタスクを追跡するシンプルなインターフェースを搭載するタスク管理ツールです。
主な機能
- 今後予定の締め切りを可視化するタイムラインビュー、チームメンバーのキャパシティを把握できるワークロードビューなど、カスタマイズ可能な各種ビューを備えています。
- チェックを入れるとタスクを完了にマークするタスク完了ボックス。
- 技術スタックにある200を超えるツールとの統合で、ツール間のタスクを自動化。たとえば Asana で新たなタスクを追加するたびに Google Drive フォルダを新規作成するといったことが可能です。
- 「今週のフォーカス」モードでは、今後1週間の最優先事項を把握できます。
Asana の料金プラン
- 無料:ユーザー15名までの無料プラン
- プレミアム:ユーザーあたり月額10.99ドル~
- ビジネス:ユーザーあたり月額24.99ドル~
- エンタープライズ:ビジネスプランの各種機能、カスタムブランディング、データエクスポート、24時間年中無休のサポートを利用できるカスタム料金プラン
3. Wrike
ワークフローとコミュニケーションの合理化を目指す部門横断型チーム向け。
Wrike は、チームメンバーへのタスク割り当て、ファイルのアップロード、期日の設定、進捗状況の追跡に利用できるプロジェクト管理ソフトウェアで、部門を横断して共同作業を行うチームを一元型プラットフォームからサポートできるという強みがあります。
主な機能
- 複数のダッシュボードビューでタスクのステータスを把握。
- コメントやファイル共有などリアルタイムの共同作業を1か所から管理。
- あらかじめ用意された各種テンプレートはカスタマイズ可能で、マーケティング、IT、エンジニアリングといったチーム向けのデザインを採用。
Wrike の料金プラン
- 無料:5名までのチームに適した無料プラン
- チーム:ユーザーあたり月額9.80ドル~、2~25名のチーム向け
- ビジネス:ユーザーあたり月額24.80ドル、200名までのチーム向け
- エンタープライズ:ユーザー監査レポートやカスタムアクセスロールなどの機能を利用できる企業向けカスタム料金プラン。
- ピナクル:高度なレポート、予算管理、請求可能時間ツールなど追加のエンタープライズ機能を利用可。
4. Jira
問題追跡とプロジェクト計画に重点を置くアジャイル型ソフトウェア開発チーム向け。
Jira は、アジャイル方式のプロジェクト管理原則に則りソフトウェア開発に携わるユーザーを対象に作られた Atlassian 社の製品です。
主な機能
- 作業アイテム、タスクの依存関係、新規リリースのマッピングなどを備えた対話型タイムライン。
- デプロイメントの頻度やサイクルタイムなどのメトリクスを把握できるタスクとプロジェクト全体に関連付けされたレポートとインサイト。
- プロジェクトを会社、チームのいずれで管理するかの自律性をユーザーが設定可能。
Jira の料金プラン
- 無料:ユーザー10名まで無料
- スタンダード:ユーザーあたり月額7.75ドル~
- プレミアム:ユーザーあたり月額15.25ドル~
- エンタープライズ:サイト数制限なし、一元型のセキュリティ管理、ユーザーサブスクリプション、24時間年中無休のエンタープライズサポートを利用できるカスタム料金プラン。
5. Trello
シンプルなカード型インターフェースでタスク管理を行いたいビジュアル思考型のユーザーや小規模チーム向け。
Trello は、かんばん方式のタスク管理手法を採用し、進行中のあらゆるプロジェクトと完了すべき特定のタスクを可視化したいと考えるチームにとって魅力のあるプラットフォームです。
主な機能
- ボード、リスト、カードを備え、プロジェクトはボード、プロジェクトの各段階はリスト、個々のタスクはカードで表示されます。ユーザーリスト間でカードを移動させるとタスクが完了となり、プロジェクトの次の段階に進む準備が整ったことが分かります。
- オフライン時でもブラウザやモバイルデバイスで利用可能なマルチデバイス対応機能。
- 特定のカードにチームメイトにコメントやタグ付け、関連ファイルを添付できるなどの、共同作業機能を搭載。
Trello の料金プラン
- 無料:ボード数10までの無料プラン
- スタンダード:ユーザーあたり月額5ドル~
- プレミアム:ユーザーあたり月額10ドル~
- エンタープライズ:ユーザーあたり月額17.50ドル~、高度なセキュリティとコントロールを必要とする大規模組織向け。
6. Basecamp
プロジェクトに関するコミュニケーションやタスクを一元管理したいと考えるスタートアップ企業や小規模チーム向け。
Basecamp では、プロジェクトごとに必要なものをすべて単一のページにまとめておくことができます。
主な機能
- 期日、マイルストーン、日付つき ToDo、関連イベントを表示するプロジェクトスケジューリング用ツール。
- Basecamp の組み込みグループチャットツールとして機能する Campfire 会話。
- Slack、Airtable、Google Drive、Miro などとの統合機能。
Basecamp の料金プラン
- Basecamp:ユーザーあたり月額15ドル
- Basecamp Pro Unlimited:月額299ドル~、ユーザー数制限なし
7. Evernote Teams
デジタルワークスペースでメモ取りや情報共有をしたいと考えるクリエイティブなチーム向け。
Evernote Teams はメモ取りやブレインストーミング、社内 Wiki のホスティングに使えるコラボレーションワークスペースです。
主な機能
- メモを同時編集できるなどリアルタイムの共同作業が可能。
- 委任やリマインダーなどの機能を備えたタスク割り当て。
- タイトル、キーワード、コンテンツの種類、日付などを基にメモを検索、該当するものを見つけ出す検索可能なドキュメントリポジトリ。
Evernote Teams の料金プラン
- プロフェッショナル:ユーザーあたり月額17.99ドル~
- チーム:ユーザーあたり月額20.83ドル~
8. Airtable
柔軟性の高いデータベース・プロジェクト管理ソリューションを求めるデータ主導のチーム向け。
Airtable は、チームによるプロジェクト管理やデータ保存のためデザインされたノーコード型データベースプラットフォームです。
主な機能
- ドラッグ&ドロップでデータレイアウトを操作できるスプレッドシートビュー。
- かんばん、ガント、リスト、カレンダーなど複数のビューを搭載。
- ビデオ、画像、音声ファイルをタスクに添付する機能などでリッチメディアをサポート。
Airtable の料金プラン
- 無料:個人または小規模チーム向け無料プラン
- プラス:ユーザーあたり月額10ドル~
- プロ:ユーザーあたり月額20ドル~
- エンタープライズ:ワークスペース数制限なしで各種拡張機能、Salesforce および Jira のオンプレミス同期統合機能を必要とする大規模チーム向けカスタム料金プラン。
9. Smartsheet
動的なスプレッドシート機能へのアクセスを必要とする業務に携わるチーム向け。
Smartsheet は、スプレッドシートに似たプロジェクト管理プラットフォームで、チームの作業管理、反復タスクの自動化、ドキュメントでの共同作業を支援する設計が採用されています。
主な機能
- グリッド、チャート、ガント、カレンダーなど複数のデータビューを搭載。
- 計画や予算の目標設定といったタスク用にテンプレートがあらかじめ用意され、要件に合わせたカスタマイズが可能。
- 社内やステークホルダーからインサイトやデータを収集するカスタマイズ可能な各種フォーム。
Smartsheet の料金プラン
Smartsheet の料金プランには以下の4種類があります。
- 無料:個人向け無料プラン
- プロ:ユーザーあたり月額7ドル~
- ビジネス:ユーザーあたり月額25ドル~
- エンタープライズ:Smartsheet Advance 製品へアクセスできる大規模チーム向けカスタム料金プラン。
10. HubSpot
リードの追跡と顧客関係の管理を必要とする営業やマーケティングチーム向け。
HubSpot は従来のタスク管理ツールとは異なり、顧客関係管理(CRM)プラットフォーム内にタスクを追加する機能が搭載されています。
主な機能
- 顧客ベースに関連したタスクを ToDo リストの優先順位によりスケジュール
- タスク、連絡先詳細、ミーティングなどを確認できるタスクダッシュボード
- 成約済み案件、訪問先、完了済みアクティビティなど過去のタスク追跡機能を備える埋め込みレポート
HubSpot の料金プラン
- 無料:マーケティング、セールス、サービス、顧客管理システム(CMS)、オペレーションのツールを利用できる無料プラン
- スターター:月額30ドル~
- プロフェッショナル:月額1,600ドル~
- エンタープライズ:月額5,000ドル~
11. Todoist
共同で進めるタスクを総合的に管理できるアプローチを重視する小規模なチーム向け。
Todoist は、チームでタスク、プロジェクト、共同作業を一元管理できるシンプルさが特徴のタスク管理アプリです。
主な機能
- プロジェクトの作成、タスクの追加、期日の設定、責任の割り当てなどができるタスク割り当て機能。
- チームメンバーによるファイル共有、詳細検討、情報更新が可能なメッセージング機能。
- ユーザー同士でアクティビティストリームや今後の期日を確認できるタスクのフィルタリング
Todoist の料金プラン
- スタータープラン:アクティブプロジェクト5件まで。
- ビジネスプラン:メンバーあたり月額6ドル~
12. MeisterTask
直感的なプロジェクトプランニングとビジュアルを活用したワークフローを求めるクリエイティブなチーム向け。
MeisterTask もかんばん方式を採用したタスク管理ツールで、ToDo リストにより業務の進捗を明確に把握できます。
主な機能
- 各チームのメンバーだけが閲覧できるプライベートボードとして機能するアジェンダ
- 特定のタスクを受け持つユーザーが最新情報を把握できるタスクウォッチャー
- タスク同士の関連性や重複をタグ付けできるタスクリレーションシップ
MeisterTask の料金プラン
- ベーシック:プロジェクト3件まで
- プロ:ユーザーあたり月額8.25ドル
- ビジネス:ユーザーあたり月額20.75ドル
- エンタープライズ:専任アカウントマネージャーによるサポート、パーソナライズ方式のオンボーディングアシスタンス、SAML 認証を用いたシングルサインオンが利用できるカスタム料金プラン。
13. Notion
単一プラットフォームでナレッジ共有とプロジェクト管理を行いたいと考えるチーム向け。
Notion は、テキスト、画像、テーブルなどのカスタムブロックを使って、メモ、ドキュメント、プロジェクトタスクを保存できるオールインワン型のワークスペースです。
主な機能
- カレンダー、タスクリスト、ガントチャート、テーブルなどによるフィルタリングが可能なタスクビュー
- プロジェクトのタスクに合わせカスタマイズ可能な5,000種類のテンプレートへアクセスできるテンプレートライブラリ。
- ビデオメッセージや会話をタスクに添付できる Loom や Slack などとのツール統合機能。
Notion の料金プラン
- 無料:少人数チーム向けの限定ブロックトライアル。
- プラス:ユーザーあたり月額8ドル~
- ビジネス:ユーザーあたり月額15ドル~
- エンタープライズ:高度なセキュリティ機能などを利用できるカスタム料金プラン。
14. MS Project
高度なスケジューリングで複雑なプロジェクトを管理する大企業向け。
Microsoft Project は、大型プロジェクトの一元管理が可能なプラットフォームです。
主な機能
- 複数のステークホルダーがタスクリストやプロジェクトのスケジュールを同時更新できる各種の共同作業ツール。
- 組織全体での可視性を向上させる対話型ロードマップを構築可能。
- タイムシートの提出でタスクにかかった時間を記録。
MS Project の料金プラン
MS Project は以下のクラウド型パッケージの一部として利用できます。
- Project Plan 1:ユーザーあたり月額10ドル
- Project Plan 3:ユーザーあたり月額30ドル
- Project Plan 5:ユーザーあたり月額55ドル
15. Microsoft OneNote
限られた予算でメモ取りや情報整理などの共同作業が必要なチーム向け。
Microsoft OneNote ではプラットフォーム内の最高レベルの組織としてノートブックを使い、そこに配置されたセクションやページにノートやタスクを保存します。
主な機能
- プロジェクトリストをマッピングする OneNote テンプレートを搭載
- 高、中、低のプロジェクトタグの追加でタスクの優先順位を可視化
- Surface または Surface スリムペン 2で手書きした会議メモをデジタル化、タスクに変換する手書きデータ対応機能
Microsoft OneNote の料金プラン
OneNote は Microsoft 365のサブスクリプションで利用でき、Business Basic のパッケージは月額6ドルから提供されています。
16. Adobe Workfront
プロジェクト、承認、デジタルアセットの管理を必要とするクリエイティブなチーム向け。
Adobe Workfront は、クラウド型の共同作業・プロジェクト管理用ソリューションで、進捗、タスク、リソース、予算を1か所で追跡できます。
主な機能
- 作業タスクのレビューと承認を簡素化する自動ハンドオフ。
- 作業を可視化、ボトルネック解消を図ることができるリアルタイムのダッシュボード。
- 今後予定のタスクがチームにどのような影響を与えるかを予測できるシナリオプランニングツール。
Adobe Workfront の料金プラン
Adobe Workfront では Select、Ultimate、Prime、Custom の料金プランを展開していますが、正確な見積については問い合わせが必要です。
17. Miro
リモートチーム間でのビジュアルを活用した共同作業、ブレインストーミング、ダイアグラム作成に。
Miro は、デジタル版のホワイトボードや付箋として使えるビジュアル型タスク管理ツールです。
主な機能
- マインドマップやサービス設計図といった各種フレームワークが用意された2,000もの Miro とコミュニティのテンプレートを利用可能。
- Jira、Zoom、Google Docs をはじめ既存のワークフローにある130を超えるアプリケーションとの統合機能。
- プロジェクトのプロセスで重要なタスクをプロットできるフローチャートメーカー。
Miro の料金プラン
- 無料:チームメンバー数制限なしの無料プラン。
- スターター:メンバーあたり月額8ドル~
- エンタープライズ:複数ドメイン間 ID 管理システム(SCIM)でのライセンス管理、二要素認証(2FA)によるセキュリティ強化、ドメイン制御などを利用できるカスタム料金プラン。
18. Hive
統合型のプロジェクト管理やコミュニケーション機能を求めるチーム向け。
Hive は、予定されたタスクの管理や広範なプロジェクトでの共同作業を可能にするソフトウェアで、生産性の向上に貢献します。
主な機能
- データベースビューやサマリービューをはじめとする6種のプロジェクトレイアウト
- チームによる検討後にアクションを実行できる会議メモのタスク割り当て
- 無料ランサー、クライアント、サードパーティのビジネスパートナーなどゲストユーザーとの共同作業が必要な場合には、外部ユーザーをタスクに割り当て可能
Hive の料金プラン
- 無料:ユーザー10名まで無料
- チーム:ユーザーあたり月額12ドル~
- エンタープライズ:強化されたセキュリティと権限管理、カスタム分析などを利用できるカスタム料金プラン。
19. SmartTask
タスク管理と顧客関係管理(CRM)にオールインワン型プラットフォームを求める企業向け。
SmartTask は、繰り返しまたは単発で発生するタスクの整理に使えるツールを備えた業務管理プラットフォームです。
主な機能
- 予算配分やリソース割り当ての必要性に対応する個別タスク見積機能。
- タスクからビデオミーティングを直接トリガー。
- メールでのやり取りを直接 SmartTask に送信して生成できる自動タスク。
SmartTask の料金プラン
- 無料:ユーザー数制限なしの無料プラン
- プレミアム:ユーザーあたり月額7.98ドル~
- ビジネス:ユーザーあたり月額10.98ドル~
- エンタープライズ:ホワイトラベル、シングルサインオン(SSO)、エンタープライズ API を利用できるカスタム料金プラン。
20. Any.do
スプレッドシートとプロジェクト管理にダイナミックな機能を求めるチーム向け。
Any.do は、さまざまなデスクトップ型デバイスやスマートウォッチなどのモバイルデバイスからアクセスできるシンプルなタスク管理プラットフォームです。
主な機能
- 締め切りのリマインダーを WhatsAppで自動通知。
- 今後のタスクを1か所にまとめて表示するスマートカレンダービュー。
- タスク色分けによる業務分類。
Any.do の料金プラン
- パーソナル:個人ユーザー向け
- プレミアム:月額3ドル~
- チーム:ユーザーあたり月額5ドル~
monday work management:すべてを備えるチームタスク管理ツール
生産性のさらなる向上を目的としたタスクの管理にあらゆる種類のアプリ、ツール、ソフトウェアが手軽に利用できるようになりましたが、monday work management はチームのタスク管理を容易にすると同時に、タスク、プロジェクト、プロセスの実行を効率化するあらゆる機能に対応しています。以下で、特徴的な機能の一部をご紹介します。
- かんばん、カレンダー、ガントチャート、タスクリストなどのタスク管理ビューで、オプションの設定が可能です。
- 動的なタスク割り当てやタスク完了時の通知など、さまざまなルールを設定できます。
- 統合可能なツールは72を超え、普段お使いのツールとの統合でシームレスなワークフローを実現します。
- コメント、更新、ファイル共有を1か所で行うことで、コミュニケーションを効率化します。
- monday work management をプロジェクト管理ソフトウェアとして活用することで、カスタマイズ可能な専用ダッシュボードからプロジェクトタスクの成功や収益性に関する有用なインサイトを獲得できます。
- カスタムのワークフローをノーコードのビルディングブロックで構築でき、自動化レシピは200を超えるオプションから選択可能。チームタスクのプランニングを劇的に効率化します。
monday work management は Work OS 上に構築されるため、ビジネスが必要とするすべてに対応するオールインワンのプラットフォームとして機能、ビジネスと共に成長させ拡張することができます。営業チームの顧客関係管理(CRM)、マーケティングコンテンツ用のプロセスやワークフロー作成、新入社員のオンボーディング、IT リクエスト管理などに monday.com をご活用いただけます。
今すぐはじめるよくあるご質問
タスク管理ツールはどのような場合に使用しますか?
タスク管理ツールでチームメンバーにタスクを割り当ててその進捗状況を追跡することで、チームのワークフローとプロジェクトを効率的に整理できます。タスク管理ツールを活用することで、チームは効率よく共同作業を進め、メールでのやり取りに時間や手間を取られることなく進捗追跡と納期に集中できます。
チームタスク管理がもたらすメリットとは?
タスク管理ツールを活用することで、以下のようなメリットが得られます。
1. 責任の明確化と可視化:チームのタスク管理においては説明責任がすべてです。チームメンバーそれぞれが、誰が何に取り組んでいるのか、どんな要件があり、どんな時間枠でタスクをこなす必要があるかを把握していなければなりません。関係者全員が利用できるマップを作成しておけば、時間の管理、タスクの優先順位付け、業務割り振りの変更が容易になります。
2. ストレスの軽減:「そのタスクのオーナーは誰か?」や「このプロジェクトに合わせて他の業務の優先順位をどうつけるか?」といった疑問がタスク管理により解消され、メンバーが感じるフラストレーションを減らすことができます。
3. データポイントが増えプロジェクト報告が正確に:タスク管理はプロジェクトの計画と実行に不可欠なだけでなく、プロジェクト完了後の分析にも役立ちます。たとえば社内でコンテンツリクエスト管理を部門横断的に行っている場合であれば、タスクの完了日や部署などの詳細を追跡し、長期的な需要の全体像を把握できます。
4. 生産性の向上:タスク管理の手段としてリストや受信箱にあるメールに頼っているという人は82%にのぼります。タスクの正確な把握、優先順位付けと期日の決定に役立つのがタスク管理です。次に何をすべきかを探すのではなく、最も重要なことに時間を割くことが可能になります。
最もシンプルにタスクを管理する方法は?
使うツールの種類にかかわらず、チームタスク管理は一般的に以下のようなステップで進んでいきます。
1. チームに必要なタスクのリスト化:繰り返し行うもの、単発のものなど、詳細を追加します。開始日と終了(予定)日を明確にします。
2. タスクの期限とタイムフレームの設定:これがチームにタスクを割り当てる前の重要な情報になります。実行とフィードバックには十分時間を確保します。
3. タスクの優先順位決定:低、中、高など、さまざまな優先度を設定しておくと、チームにとって何が重要かをより詳細に把握できます。また期日の調整にも役立ちます。
4. その他の関連タスク情報をメモ:タスクの依存関係、重要ファイル、関係するクライアント情報などがあれば記載します。
5. チームメンバーへのタスク割り当て:チームメンバーそれぞれの仕事量を確認し、負担のかかり過ぎがないかを確かめます。
6. チームの進捗状況追跡:チームで定期的に連絡を取り、調整の要否を確認します。
monday work management はこうしたステップの多くを管理・自動化する上で有用です。
4種類のタスクとは?
どのタスクが優先順位が高いかの判断には、アイゼンハワーマトリクスが使われることもあります。アイゼンハワーマトリクスでは、タスクが以下のように分類されます。
1. 緊急性、重要性がともに高い(今日が締切の重要プロジェクトがある場合など)
2. 緊急ではないが重要性が高い(長期計画や戦略策定を行うセッションの手配など)
3. 緊急だが重要性はそれほどない(カレンダーにあるチーム親睦会への出席など)
4. 緊急性、重要性とも低い。(ソーシャルメディアのフィード閲覧など)