「タスクが多すぎて、何が一番重要なのか見失ってしまう…」
そんな経験はありませんか?プロジェクト管理をしていると、全体の進捗や各タスクの期日が曖昧になってしまい、結果的に対応が遅れてしまうことも少なくありません。
そんな状況を解消してくれるのが、カレンダー機能です。カレンダーを使えば、すべての予定やタスクを時間軸で「見える化」できます。
monday.comのカレンダー機能は、ただの予定表ではありません。大事なタスクの期日やメンバーのスケジュールを一目で把握でき、プロジェクト全体を俯瞰しながら、チーム全員がスムーズに動けるようになります。
この記事では、monday.comでカレンダーを作る具体的な方法、Googleカレンダーなど外部カレンダーとの連携方法、そして更なる効率化のために押さえておきたいコツについて、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
今すぐmonday.comを試してみる(14日間無料)カレンダー機能の二つの表示方法
monday.comでは、主にカレンダーを作成する方法が2つあります。それが、「カレンダービュー」と「カレンダーウィジェット」です。どちらもタスクや予定を可視化する上で非常に便利な機能ですが、それぞれ用途や見え方が異なります。
ここでは、それぞれの強みと主な機能、使い方を詳しくご紹介しましょう。
1.カレンダービュー
カレンダービューでは、タスクやアクティビティを日付単位で整理し、月間・週間カレンダーの形式で確認できます。
「タスクリストが膨大になりすぎて、どこから手をつけるべきかわからない」
そんなときにこそ、このカレンダービューが役立ちます。
予定が詰まりがちなプロジェクトも、視覚的に整理されることで、「今、何に集中すべきか」「次に期日を控えているタスクは何か」といったことを即座に把握できるようになります。タスク一つひとつに振り回されるのではなく、全体像を捉えながら優先順位を判断したい方には、まさにぴったりの機能です。

カレンダービューの主な機能
カレンダービューでは、次のような便利な機能を活用できます。
・タスクの詳細をワンクリックで確認
カレンダー上のタスクをクリックすると、そのタスクに関する詳細情報(担当者、進捗、メモなど)をすぐに確認できます。わざわざ別画面に移動せず、その場で必要な情報をチェックできるのが魅力です。

monday.comのカレンダービューで詳細を確認している画像。
・表示をフィルタリングして、必要な情報だけを表示
「未完了タスクだけを見たい」「今週の予定だけを確認したい」といったケースでも、表示内容を自由にカスタマイズできます。月間カレンダーや週間カレンダーも、ワンクリックで切り替え可能です。

・分割ビューで、カレンダーとボードを同時に表示
「カレンダーで全体を見ながら、詳細はボードで確認したい」
そんなときには、分割ビューを使えば、カレンダーとmonday.comのボードを同時に画面に並べて表示できます。進捗確認と詳細編集を行き来せずに済むため、作業効率が一気に上がります。

カレンダービューの使い方
- スケジュールを表示したいボードを開きます。
- タブ選択ボタンの右上にある「+ビューを追加」ボタンをクリックし、「カレンダー」を選択します。
- 画面右上から、「月」「週」など自分に適した表示形式を選びます。
- 必要に応じて、タスクのステータスや担当者ごとの色設定や、ステータスごとにフィルターを設定します。
2.カレンダーウィジェット
「複数プロジェクトを横断して、スケジュールを一括で見たい」
そんな方におすすめなのが、カレンダーウィジェットです。
カレンダービューが一つのボード内の表示に限定されるのに対して、カレンダーウィジェットは複数のボードを横断して表示できるのが最大の特徴です。アカウント内のすべてのタスクを一つのカレンダーで俯瞰できる、ダッシュボードとしての機能を備えています。

全プロジェクトのタスクが一つのカレンダーに詰め込まれたら、分かりづらくなると感じた方もいるでしょう。たしかに、何も設定せずに使うと、情報が多くなりすぎてしまうこともあります。しかし、monday.comのカレンダーウィジェットには、次のような便利な機能が備わっています。
カレンダーウィジェットの主な機能
・フィルターで表示を絞り込める
見たいプロジェクトやタスクの種類だけに絞って、表示を調整できます。「納期が近いタスク」「特定の部署が関わる案件」といった絞り方も可能です。
・表示期間を柔軟に切り替えられる
日・週・月単位の切り替えが、ワンクリックで可能です。例えば、「来週の平日の予定だけを見たい」といったニーズにも対応できます。
・時間単位のスケジュール管理にも対応
カレンダーに時間表示を追加すれば、日ごとの細かなスケジュール設定も可能です。複数のプロジェクトが同時進行しているチームには、特に便利な機能です。

カレンダーウィジェットの使い方
- 任意のダッシュボードを開きます。
- 画面左上にある「+ウィジェットを追加」ボタンをクリックし、「その他のウィジェット」を選択します。
- ウィジェットセンター内から「カレンダー」を検索し、「ウィジェットを追加」をクリックします。
- 「月」「週」など自分に適した表示形式を選びます。
- 必要に応じて、タスクのステータスや担当者ごとの色設定や、ステータスごとにフィルターを設定します。
Googleカレンダー・Outlookとの連携方法
monday.comは、GoogleカレンダーやOutlook、Appleカレンダーとの連携が可能です。設定はとても簡単で、すでに使い慣れたカレンダーアプリと同期させれば、monday.comで設定したタスクの予定が、カレンダー上に自動的に反映されます。
カレンダー連携の設定方法
連携手順は、使用している外部カレンダーによって多少異なります。以下の公式サポートページに詳しい設定方法が記載されていますので、まずはこちらをチェックしてみてください。
monday.comで業務を効率化するカレンダー以外の機能
monday.comは、単なるカレンダー作成ツールを超えて、プロジェクト管理全体を支える強力な機能をいくつも備えています。
ここでは、プロジェクトをさらに効率化するためのおすすめ機能を、いくつかご紹介します。
1.自動化でルーティン業務を省力化
毎週同じような作業を繰り返しているときは、自動化機能が頼りになります。
例えば、タスクの期限が近づいたら自動で通知を送ったり、ステータスが「完了」になったら次の担当者に自動で引き継ぐといった設定が可能です。
monday.comでは、こうした定型タスクの自動処理を簡単に設定できます。テンプレートも豊富に用意されているので、難しい知識がなくてもすぐに使い始められます。

2.進捗状況を“見える化”
複数のタスクが同時進行していると、「今どこまで進んでいるのか」と不安になることもありますよね。
そんなときに便利なのが、進捗状況の追跡カラムです。
遅れているタスクを一目で把握したり、各タスクの完了率を視覚的に表示することができます。
進捗が色やバーで表示されるので、会議前にプロジェクトの状況をすぐに確認でき、関係者への進捗報告もスムーズに行えます。

3.チームでのリアルタイムな共有・連携
monday.comは、コメント機能やアップデート機能も充実しています。
タスクに直接コメントを残して指示できるほか、更新履歴も残るため、誰が・いつ・何を変更したかを追跡可能です。
リモート勤務が増えている現代だからこそ、こうした「情報を一元管理できる場所」があることで、プロジェクトがよりスムーズに進みます。

4.週間スケジュールも簡単作成
日々のタスクだけでなく、「週次で業務計画を立てたい」という声にも応えられるのが、monday.comの強みです。
週間スケジュールのテンプレートを活用すれば、時間をかけずともすぐに管理を始められます。
毎週繰り返される予定も簡単に設定可能なため、「以降の予定をざっくり整理しておきたい」という方にぴったりです。

monday.comでスケジュール管理をもっと簡単に
monday.comのカレンダー機能を使えば、タスクの抜け漏れや納期の遅れといったトラブルを未然に防ぎ、チーム全体のスケジュール管理がスムーズになります。
また、マーケティングカレンダー、コンテンツ制作カレンダー、編集スケジュール管理表など、用途に合わせたカレンダーテンプレートがあらかじめ用意されているため、初めてでも迷わずスタートすることが可能です。
monday.comのカレンダー機能で、スケジュール管理をよりスマートに始めてみましょう。
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ニューヨーク出身のダニエルは、ライターでありストーリーテラー。執筆に取り組んでいないときは、45キロの保護犬と遊んでいるか、ふと思い立って海外旅行に出かけていることが多い。