
CRMツールおすすめ10選を比較!選定のポイントも解説
顧客情報が部門ごとに分散していて、必要なときにすぐ探し出せない。 営業とマーケティングの連携が取れず、見込み客へのアプローチに一貫性がなくなってしまう。 こうした課題は、多くの企業が直面している悩みです。 顧客との関係性を強化し、組織全体の業務を効率化する手段として、今あらためて注目されているのが「CRM(顧客関係管理)」です。中でも、クラウド型のCRMツールは、営業支援やマーケティングの自動化、チーム間の情報共有を強力にサポートしてくれます。 本記事では、CRMの基本的な考え方から、おすすめのCRMツール10選までを詳しく解説。さらに、自社に合ったツールを選ぶためのポイントや、活用による具体的なメリットについてもわかりやすく紹介します。 今すぐmonday CMRを試してみる(14日間無料) 「CRM(Customer Relationship Management)」とは、日本語で「顧客関係管理」と訳される言葉です。簡単にいうと、企業が顧客との関係を構築・維持・強化するための仕組みや戦略のことを指します。 営業活動やカスタマーサポート、マーケティングにおいて、顧客情報は非常に重要な資産です。しかし、情報が部門ごとに分断されていたり、属人的な管理がされていたりすると、「誰が何を話したか分からない」「対応漏れが発生する」といった課題が生じやすくなります。 こうした問題を解消するために注目されているのが、CRMの活用です。特に近年は、クラウド型のCRMツールが普及し、誰でも簡単に導入できる環境が整いつつあります。 CRMは単なる「顧客名簿」ではなく、顧客の行動履歴や購買履歴、対応記録などを蓄積し、より深い関係構築に活かすための土台となるものです。 顧客と良好な関係を築くうえで、CRMツールは今や欠かせない存在となっています。 たとえば営業チームでは、見込み顧客のステータスを把握し、最適なタイミングでアプローチすることが重要です。一方、マーケティング部門では、過去の接点をもとに適切な施策を展開する必要があります。 CRMツールを使えば、情報をすべて一元管理でき、部署間のスムーズな連携が可能になります。また、属人化の防止にも役立ち、今後ますます重要になるしょう。 ここからは、おすすめのCRMツールを10種類ご紹介します。各ツールの特徴、主な機能、料金体系、どんなチームに向いているかなどをまとめていますので、自社に合うものを見つける参考にしてください。 1. monday CRM 月額料金:無料プランあり、有料プランは月額1,560円/ユーザー〜(年契約時) 主な機能:営業パイプライン管理、顧客管理、自動通知、見積書・請求書作成、分析ダッシュボード 向いているチーム:営業・マーケ・カスタマーサクセスの連携が必要なチーム メリット: ノーコードで柔軟なワークフロー構築が可能 業務プロセス全体を一気通貫で可視化 視覚的なUIで初心者にも扱いやすい 2.Zoho CRM 月額料金:無料プランあり、有料プランは月額1,680円/ユーザー〜 主な機能:見込み顧客管理、ワークフロー自動化、商談・案件管理、レポート作成 向いているチーム:中小企業、コストを抑えて導入したい企業 メリット: 豊富な機能が低価格で利用可能 Zoho製品との連携がスムーズ 3.HubSpot CRM 月額料金:無料プランが非常に充実。有料は月額96,000円〜(マーケ連携機能) 主な機能:コンタクト管理、商談トラッキング、メールテンプレート、マーケティングオートメーション 向いているチーム:マーケティングとの連携が必要な営業組織 メリット: 無料でも十分に実用レベル 洗練されたインターフェースで直感的に操作可能 4.Salesforce Sales Cloud 月額料金:月額3,000円/ユーザー〜(最小プラン) 主な機能:営業管理、顧客管理、AI予測、詳細な分析、柔軟なカスタマイズ 向いているチーム:中〜大企業、複数部門での本格導入を検討している企業 メリット: グローバルスタンダードの安心感 業務に応じた細やかな設定が可能 5.Freshsales CRM 月額料金:無料プランあり、有料プランは月額1,400円/ユーザー〜 主な機能:AI予測、リードスコアリング、パイプライン管理、メールトラッキング 向いているチーム:効率的に営業活動を行いたいチーム メリット: AIがリードの温度感を可視化 チャット・通話・メールが統合された営業ハブ 6. Zendesk Sell 月額料金:月額19ドル/ユーザー〜(基本プラン) 主な機能:営業パイプライン管理、メール・通話のトラッキング、カスタマーサポートとの連携 向いているチーム:営業とカスタマーサポートを横断してCRMを活用したいチーム メリット: Zendeskのサポートツールと連携でき、対応履歴の一元化が可能 シンプルで見やすいUIで導入しやすい 7.SugarCRM 月額料金:月額80ドル/ユーザー〜 主な機能:顧客管理、営業支援、ワークフロー自動化、高度なレポート機能 向いているチーム:柔軟なカスタマイズを求める中〜大規模チーム メリット: 自社独自の営業プロセスに合わせた柔軟な設計が可能 データ分析や予測機能が強力 8.Kintone 月額料金:月額1,000円/ユーザー〜 主な機能:顧客管理、案件進捗管理、タスク・コメント共有、カスタムアプリ作成 向いているチーム:中小企業、ノーコードで自社仕様にしたいチーム メリット: 業務に合わせて自由にアプリを設計可能 タスク・コメント・通知などでチーム連携もしやすい 9.Pipedrive CRM 月額料金:月額14ドル/ユーザー〜 主な機能:パイプライン管理、自動フォローアップ、売上予測、通話・メール追跡 向いているチーム:営業活動に特化したい中小チーム メリット: 直感的な操作で誰でも扱える 営業フローに特化した設計で、商談管理に強い 10.Keap 月額料金:月額249ドル〜 主な機能:顧客管理、マーケティングオートメーション、請求書・決済機能 向いているチーム:サービス業やオンラインビジネスを展開する中小企業 メリット: 顧客管理とメールマーケティングを一体化 フォーム作成や決済機能も内蔵されており、ECにも適応 CRMツールを導入すると、顧客対応や営業活動の質が大きく向上し、チーム全体の業務も効率化されます。ここでは、特に実感しやすい5つのメリットを詳しく見ていきましょう。 顧客管理を一元化し業務を効率化できる 顧客の連絡先や商談履歴、問い合わせ内容などが、Excelや個人のメモでバラバラに管理されていると、必要な情報を探すのに時間がかかり、対応ミスの原因にもなります。 CRMツールを使えば、こうした情報を一つの場所にまとめて管理でき、いつでも誰でもすぐに確認可能です。 営業、マーケティング、カスタマーサポートなど、複数の部門で同じ情報を共有することで、対応の重複や伝達ミスを防ぎ、業務全体の流れがスムーズになります。 売上予測や商談分析の精度がアップ CRMには、営業活動をもとに売上の見込みを数値で予測したり、商談の傾向を分析したりする機能が備わっています。 たとえば、「どの営業担当が、どんなアプローチで成果を出しているか」や、「どのタイミングで成約につながる可能性が高いか」といった情報をデータから可視化できます。 これにより、経験や勘に頼らず、データに基づいた戦略的な営業活動ができるようになるでしょう。 顧客対応のスピードと品質が向上 CRMには、過去の問い合わせ内容や対応履歴がすべて記録されているため、担当者が変わっても一貫した対応が可能です。 たとえば、以前のクレーム内容や購入履歴をすぐに確認できれば、同じ説明を繰り返す必要がなく、顧客もストレスを感じにくくなります。 結果として対応スピードが上がり、顧客満足度の向上につながります。対応漏れや二重対応といったミスも防ぎやすくなり、業務効率も改善されるでしょう。 情報の共有とナレッジの蓄積が進む 日々の営業活動や提案内容、成功した事例などをCRMに記録しておくことで、チーム内に自然とナレッジ(知見)が蓄積されていきます。 たとえば「この業界にはこういう提案が効果的だった」といった実践的なノウハウを、ほかのメンバーと共有可能です。 これにより、営業力の底上げや新人の早期戦力化にもつながります。チームで成果を出すための土台づくりとしてもCRMは有効です。 属人化を防ぎ、引き継ぎがスムーズに 業務が特定の担当者に依存していると、その人が休んだり退職したときに対応が止まってしまうリスクがあります。 CRMには顧客とのやりとりや営業活動の内容がすべて記録されているため、別の担当者でもすぐに状況を把握可能です。 誰が見ても分かる状態が保たれていれば、引き継ぎもスムーズに行えますし、継続的に高い品質で顧客対応ができるようになります。 今すぐmonday CMRを試してみる(14日間無料) CRMツールは数多くありますが、自社に合ったものを選ぶためには「何ができるか」だけでなく「どこまで柔軟に使えるか」も重要です。 ここでは、選定時に押さえておきたい5つのポイントを紹介します。 業務に合わせてCRMを設計できる 会社によって営業のやり方や取り扱う商品・サービスはさまざまです。そのため、商談の進め方も少しずつ違ってきます。 CRMツールの中には、営業の進み具合を表す「ステージ名」や管理の流れを自由に変更できるものがあります。 こうした機能があれば、自社のやり方に合わせて使いやすく調整でき、無理のない運用が可能です。 ノーコードで操作できるタイプを選べば、ITに詳しくなくても簡単に設定できます。 定型業務を自動化できる 毎日のメール送信やフォローアップ、タスクの通知など、繰り返しの作業は自動化してしまうのが効率的です。 自動化機能があれば、営業担当は本来注力すべき顧客対応や商談に集中でき、チーム全体の生産性も上がります。 売上や進捗を見える化できる 営業活動の効果を正しく把握するには、売上の見込みや進捗をリアルタイムで確認できる機能が欠かせません。 グラフやダッシュボードで成果を可視化できるツールなら、マネージャーの意思決定や改善にも役立ちます。 よく使うツールと連携できる メールやカレンダー、チャット、サポートツールなど、すでに使っているツールとスムーズに連携できるかも確認しましょう。 CRMと他のシステムが連携していれば、手入力の手間が減り、情報の行き違いも防げます。 無理なく使い続けられるかどうかも重要 どれだけ高機能でも、操作が難しかったり設定が複雑だと使い続けるのが大変です。UIがシンプルで、サポートが充実しているかどうかも選定時のポイントになります。 最初は無料トライアルを試し、現場で無理なく使えるかを確認すると安心です。 本記事では、CRMツールの基本や選び方、そしておすすめツール10選をご紹介してきました。なかでも、業務の効率化や部門間の連携を重視する企業に特におすすめなのが、monday CRMです。 monday CRMは、ノーコードで柔軟に設定できるのが特長。営業プロセスや顧客管理の内容を、自社の業務に合わせて自由にカスタマイズできます。マーケティングやカスタマーサクセスとの連携もスムーズで、リード獲得から契約、請求までの流れを1つのプラットフォーム上で一元管理できます。 さらに、期日が近づいたタスクの自動通知や、チーム全体の状況をひと目で確認できるダッシュボードなど、日々の営業活動を支える機能も充実。マネージャーにとっても、進捗管理や売上予測に強い味方となります。 また、monday CRMは、レビューサイト「G2」で5点満点中4.6という高い評価を獲得しています。導入の手軽さと、誰でもすぐに使いこなせるシンプルな操作性が、多くのユーザーから選ばれている理由です。 わからないことがあっても、専任のサポートチームがすぐに対応可能です。 「ツール選びで迷っている」「使いやすさと業務の広がり、両方を求めたい」という方は、ぜひ一度monday CRMの14日間の無料トライアルを試してみてください。 今すぐmonday CMRを試してみる(14日間無料) 著者:monday.com ブログ編集部 本記事は、タスク管理・プロジェクト管理のハウハウを発信する編集チームが執筆しています。
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小規模ビジネスに最適な CRM の選び方
小規模ビジネスでは CRM はまだ必要ないだろう、と考えていませんか?CRM と聞くと大企業や急速に成長しているスタートアップのみが使用しているとよく誤解されがちですが、決してそんなことはありません。 小規模企業の経営者や従業員の方は、これまで成長を促進するためにさまざまな課題に対処するためのソリューションを探してこられたことでしょう。 CRM は煩雑な作業を排除し、顧客との信頼関係を構築するのに役立つツールです。このブログでは、CRM ツールの概要と、それがビジネスやチームワークでどう役立つのかについて解説します。その中で、小規模企業向けの最適なソリューションとしてmonday sales CRM も一部ご紹介しますのでぜひ続きをお読みください(無料プランもありますよ!)。 monday sales CRM をはじめる CRM とは customer relationship management(顧客関係管理)のことです。ここでは顧客のデータを一元的な場所に保存して整理し、個々の顧客を追跡できるようにするソフトウェアを指します。 CRM プラットフォームを使用すると、顧客に連絡する前にこれまでのやり取りをすべて表示して状況を確認できるため、個々のニーズや経緯を確認した上でそれぞれの顧客とやり取りし、より良い顧客体験を提供できるようになります。 小規模ビジネスにとっての CRM の役割 小規模企業でももちろん、CRM を活用して業務効率化を図ることができます。 「一度ネガティブな経験をしたらその企業との取引を止める」と考える顧客が76%いることを考慮すると、優れた顧客サービスを提供することはあらゆる規模の企業にとって最優先事項です。そのため、CRM システムを導入しているかどうかが小規模ビジネスの業績を左右する場合だってありえます。 CRM の導入によりビジネスを効率化できますが、そのためには正しく使用する必要があります。一部の企業は、リードの管理と獲得、または販売に焦点を絞りすぎていて、小規模ビジネス向けの CRM の多面性や、CRM が顧客データと顧客とのやり取りを確認するためのプラットフォームとして機能する点を見落としていることがあります。 CRMを使用すると、ビジネスのデータを追跡し、顧客体験を包括的にパーソナライズしやすくなるため、その過程の売上、収益、顧客ロイヤルティが向上します。 理想的な CRM ソフトウェアは、単に売上を追跡するだけではなく、マーケティングチームとカスタマーサービスチームを営業チームと結び付け、顧客の体験を全体的に把握するものでなければなりません。monday sales CRM なら、サードパーティシステムの統合とシームレスに連携して全体的に管理する独自の営業パイプライン管理ソフトを構築することができます。 数多くある CRM の中から、自社のビジネスに最適な CRM を判断するのは難しいかもしれません。以下で小規模企業におすすめの CRM を5つご紹介しますので、欲しい機能が揃っているかどうかを見ていきましょう。 料金:年間プランではユーザー3名の場合、月々3,900円〜 monday sales CRM は、プロジェクトを整理して顧客を追跡するための使いやすいインターフェースが特徴で、ボードも無制限に作成できます。顧客とのコミュニケーションはもちろん、顧客データの視覚化および分析機能もあり、ダッシュボードとテンプレートを使用して日々の業務をシンプルに整理できます。拡張性の高い monday sales CRM を使用することで、社内のワークフローの効率化につながります。 メリット: ずっと無料のプランもあり ニーズに合わせて柔軟にカスタマイズ可能 テンプレートを使用して簡単かつ即座に開始 独自の自動化システムを構築 実質上習得にかかる時間がないため使いやすい デメリット: 一部の機能は上位プランでのみ利用可能 自動化 / 統合の制限があり、欲しい機能に応じてプランのアップグレードが必要 料金:1ユーザーあたり14〜99ドル Pipedrive は、視覚的に優れた営業パイプラインに重点を置きたい小規模ビジネス向けの CRM ソリューションです。重要なタスクに迅速に対応するためのドラッグ&ドロップ機能や、既存のシステムを合理化し、プロセスを最適化するためのカスタマイズ可能なパイプラインとフィールドを備えています。また、モバイルアプリもあり、どこからでも顧客やチームメンバーと簡単に連携できます。 メリット: 便利なモバイル CRM アプリ 24時間年中無休のメールとチャットサポート シンプルかつ視覚的なユーザーインターフェース デメリット: 社内メールプラットフォームなし 価格の割に機能が限られている 無料プランなし 料金:1ユーザーあたり25ドル Salesforce は言わずと知れた人気の CRM ツールで、あらゆる規模のビジネスにコスト効率の高いプラットフォームを提供しています。より高度な CRM オプションを必要とするユーザーのために、営業、マーケティング、カスタマーサービスチーム向けに特別に設計したさまざまなソリューションが用意されています。 メリット: Salesforce の技術スタッフによる問い合わせ対応 外出先でも接続できる優れたモバイルアプリ どこからでも利用可能なクラウドベースのプラットフォーム デメリット: 無料プランがなく、最低料金の設定も高め 他の CRM よりも習得が難しい 設定と導入に時間がかかる場合がある 料金:ユーザーあたり12〜45ドル Zoho の CRM プラットフォームはリード獲得、販売促進、パフォーマンスの正確な測定などに役立ちます。AI 搭載アシスタントの Zia が、リードや案件の予測、コンバージョンを達成するであろう見込み客の特定、大規模な営業チームに対して営業方法の指導をサポートしてくれます。また Zoho は、競争的でありながらもフレンドリーな販売環境を培う「トロフィー」機能を搭載しているため、リモートで稼働するスタッフにとっても魅力的な選択肢となっています。 メリット: 無料プランあり CRM 内で会議やプレゼンテーションを実施可能 リモートスタッフ用アラートを設定 デメリット: AI 搭載アシスタントはより高額なエンタープライズプランでのみ利用可能 営業時間外のカスタマーサポートは有料 特定の機能には1日あたりの利用制限あり 料金:1ユーザーあたり15〜69ドル FreshSales の CRM ソフトウェアは、顧客コミュニケーションを強化するためのさまざまなツールを提供しています。AI アシスタントの Freddy が、ビジネスの過去の販売データ、活動、エンゲージメントを分析し、顧客ベースのインサイト取得をサポートします。さらに、90か国以上で購入できるフリーダイヤルの市内番号が搭載された VoIP 電話サービスが含まれているため、どのデバイスからも通話が可能です。 メリット: VoIP 電話サービスを標準搭載 最長21日間の無料トライアルを提供 永久無料プランあり デメリット: 多くの機能はより高額なプランで利用可能 ファイルストレージの制限あり 搭載された VoIP にはクラウドベースの通話管理ツールなし CRM ソフトウェアを導入すると、生産コストの削減、収益の向上、市場シェアの拡大など、さまざまな面で企業の競争力を高めることができます。 ビジネスの目標は多岐にわたるため、不要な機能やまとまりのないツールを使用して従業員のパフォーマンスを低下させないようにすることが重要です。 monday sales CRM を使用してカスタム CRM ソリューションを構築すると、すべてのツールを1つのインターフェースに統合できます。チームで1つのツールを共同で使用することで業務を効率化し、お客様にもより良い体験を提供することができるようになります。 CRM を導入するメリット: 企業全体で信頼できる、唯一の情報源として機能:従業員は日々さまざまなツールで情報を受発信していますが、この作業が非効率だと時間を浪費することになってしまいます。CRM を使用すると、必要なものすべてを1つのプラットフォームに統合して、いつもそこを見れば正確な情報が得られるようになります。 より優れたデータとレポートの取得:CRM は、すべての売上と顧客データを簡単にアクセスできるダッシュボードに集約します。自社のニーズに合わせて CRM をカスタマイズすることで、システムの一部であるボードから、リード・連絡先管理、営業パイプラインに至るまで、あらゆる顧客データを集約したセールスダッシュボードを設定し、チームにパフォーマンスのインサイトを即時に提供できます。 効率と生産性の向上:一元化された正確なデータを得ることで、チームは短時間でより多くのことを達成できるようになります。また、ワークフロー自動化機能を利用して効率と生産性を向上させることもできます。 事業費の削減:これは一番目に見えやすいメリットかもしれません。チームがより効率的に作業をすると、ビジネスにおける経費はもちろん削減されます。より早く案件を成立させ、より多くの収益を生み出すことで、ビジネスを成長させる余裕が生まれます。 より良い顧客体験の提供:営業、マーケティング、カスタマーサービスチームがより団結し、効率性と生産性を高めると、顧客はチームからより良い体験を得ることができるため、顧客ロイヤルティの向上につながります。 CRM を導入する際には、まず以下の基本的な機能が搭載されていることを確認しておきましょう。 連絡先管理 営業の自動化 リード管理 ビジネスインテリジェンスとレポート 社内外コミュニケーションの一元管理 また、これらに加えて小規模ビジネスの運営に役立つおすすめ CRM 機能4つをご紹介します(これらの機能はすべて monday sales CRM に搭載されています)。 1. ツールの統合 社内のあらゆるデータを一元化するハブを作成するには、使用している他のツールをすべて CRM プラットフォームに組み込む必要があります。CRM の統合機能が充実していれば、すべてを単一の CRM アプリケーション内に集約できるため、PC 上でウィンドウをいくつも開いて移動する時間の節約につながります。 monday sales CRM を使用すると、たとえば CRM と Gmail を統合するなどして、CRM と外部ツールの間でワークフローやマーケティング関連の自動化を設定することができます。 monday sales CRM に接続可能な外部ツールは次のとおりです: コミュニケーションツール:Slack、Outlook、Microsoft Teams など 営業ツール:Salesforce、Shopify、Pipedrive など マーケティング / SNS ツール:MailChimp、Hubspot、Facebook 広告など プロジェクト管理ツール:Asana、Trello、Toggl など ファイル共有ツール:Dropbox、Google ドライブ、Box.com など また、クリエイティブなデザインプロセス、ソフトウェア開発などの統合機能もあります。ニーズに応じて、これらの統合を使用して単一のアプリケーションで作業を行うか、古い CRM または営業管理ソフトウェアから履歴データをインポートするために使用することもできます。 2. ワークフローの自動化 ワークフロー自動化は、小規模ビジネスにとって効率的な CRM の中核をなす機能です。 手間のかかる手動タスクを自動化することで、チームは手動タスクに費やしていた時間から解放され、収益を生み出す作業に集中できるようになります。そこで空いた時間をより顧客へのサービスに当てられるようになるため、情報の検索、同僚とのフォローアップ、その他の時間の浪費を削減することにもつながります。 営業、マーケティング、カスタマーサポートチームにメリットをもたらすワークフロー自動化の例をいくつかご紹介します: 企業が新規リードを獲得したら営業担当者に通知 進行中のアクティビティに関する定期的なタスクのリマインダーを設定 一定の期間が経過した後にフォローアップのリマインダーを作成 新しい見込み客にウェルカムメールを送信 特定の日付のアイテムステータスを更新 各プロスペクトと顧客にアプローチするための自動化設定(例:Spotio の AutoPlays を使用するなど) 統合した他のツール経由でこれらの自動化を設定することもできます。たとえば、Slack や Gmail から通知またはフォローアップを送信できます。 3. コミュニケーションのパーソナライズ 優れた CRM とは、単にリード管理を行うだけのシステムではありません。期間を問わず、企業と顧客の間でよりパーソナライズしたコミュニケーションを実現する必要があります。 連絡先管理の機能性が高ければ、顧客とビジネスのやり取りが時系列で記録されます。これには、ユーザー名と連絡先情報、希望する連絡方法、企業での最後のやり取りが含まれます。 顧客関係を綿密に追跡すると、すべての顧客にシームレスな体験を提供しやすくなります。営業、マーケティング、カスタマーサービスといった部門にかかわらず、これまで顧客と話したことがないメンバーでも前回のやり取りを正確に理解することができます。 monday sales CRM をはじめる 4. パイプライン管理 どのようなビジネスであっても、営業プロセスを視覚化して、見込み客が購入に至るプロセスのどこにいるのか、そこにはいつ到達したのか、そこでどれくらいの時間を費やしているのかを正確に把握できるプラットフォームが必要です。 この情報をもとにして、顧客の追跡、営業担当者への通知の自動化、フォローアップやカスタマーサポートのコミュニケーションをカスタマイズすることができます。 ここからは、小規模ビジネスの成長に役立つ CRM ツールを選ぶ際に譲れないポイントを解説します。例として、必須の CRM 機能をすべて活用していただけるよう設計された monday sales CRM には次のような機能が備わっています。 自由にカスタマイズ可能:まず欠かせないのが、CRM をビジネスプロセスに一致するようカスタマイズできる機能です。CRM の仕様に合わせてプロセスを変える必要はありません。優れた CRM ソリューションを使用することで、営業活動、マーケティングキャンペーン、顧客体験など、あらゆるものを各ビジネスに適した方法で管理することができます。monday sales CRM は、技術的なノウハウがなくても、案件ステージの編集、必要なカラム数の追加、複数のパイプラインの一元管理など、要件に合わせて簡単にカスタマイズすることができます。 習得しやすい:何週間もかけて新しいツールを習得したい人は誰もいません。適切な CRM は習得にかかる時間が短いため、社内でより早く浸透させることができます。 柔軟性・適応性:より多くのリードと売上を管理したい、パイプライン全体を更新したいなどさまざまなニーズがある中で、ビジネスの特徴にスムーズに適応してくれる CRM はやはり使いやすいものです。たとえば、セールスファネルを作成する際に営業書類を追跡したい場合があるかもしれませんが、monday sales CRM では以下のようなドキュメントトラッカーを簡単に構築し、すぐに CRM システムに統合できます。また、monday workdocs を使用して、ライブダッシュボードやボードなどを組み込んだ独自のドキュメントを作成することもできます。 スムーズな連携:チーム間でシンプルにコミュニケーションができるのも優れた CRM の特徴です。メンバー同士がうまく連携できるため、より良い顧客体験の提供にもつながります。また、外部ツールとも連携しやすいので、すべてのデータを1か所で便利に管理できます。 クラウドベース:クラウドベースの CRM ならどこからでもデータにアクセスできます。データベースにリードや顧客を追加していった結果、ストレージが容量不足になるという心配もありません。 monday sales CRM には、あらゆるビジネスが効果的に作業するために必要となる適切なツールが揃っています。ビジネスのないように応じて欲しい機能は多岐にわたるため、monday sales CRM のように完全にカスタマイズ可能な CRM をご利用いただくことで、使いやすさを犠牲にすることなく必要な機能を導入できます。 monday sales CRM の機能は、あらゆる業界の小規模ビジネスでご利用いただけます。このセクションでは、カスタマイズを行う際に含めておきたい便利な機能について解説します。 コミュニケーションの一元管理 monday sales CRM では、1つの総合的なプラットフォームを通じてすべてのチームがクライアントとコミュニケーションを取ることができます。そのため、サービスチームが顧客の問い合わせに対応している場合、また営業チームがリードのフォローアップをしている場合など、部門や担当者が異なる場合もやり取りを1か所で簡単に追跡し、個々のお客様の状況を正確に把握することができます。 カスタマイズ可能なダッシュボードでインサイトを取得 業務におけるパフォーマンスを一箇所で俯瞰して確認できる場所、それがダッシュボードです。monday sales CRM ではダッシュボードの表示項目もすべてカスタマイズが可能。予測収益、リアルタイムの案件更新を可視化し、チームのパフォーマンスが企業の目標達成にどのように関連しているかを確認できます。 高度なデータ管理 monday sales CRM では、Excel シートや API といった外部ソースからの既存のデータを統合することができます。monday sales CRM を使用すると、重複データを排除し、リード獲得から収集したデータを自動的に入力できるようになるため、複数のシートやアプリの分類にかかる時間の削減につながります。 自動化の力を活用 monday sales CRM で独自にカスタマイズした自動化を作成して、手動のタスクにかかる時間を削減することができます。新しいメールの開封・受信時やリードがパイプラインを通過したとき、またはタイムラインやマイルストーンに基づいてリマインダーを設定したときなどに、お好みのアクションをトリガーすることができます。 適切な CRM ソフトウェアは、小規模ビジネスの運営と存続に大きな影響を与えます。経費を最小限に抑えながら売上と収益を伸ばすことができるほか、何よりも顧客と従業員の双方がより働きやすい環境で共同作業を行えるようになります。 monday sales CRM プラットフォームを使用してカスタムソリューションを構築することで、ビジネスと顧客のニーズをより良い形で満たすことができます。ツールの統合、ワークフローの自動化、パーソナライズされたコミュニケーションを1つのインターフェースで使用できるといった便利な CRM 機能を活用して、営業プロセス全体に合わせたカスタマイズも自由自在に行えます。 無料トライアルはクレジットカード不要でご利用いただけます。CRM の料金プランページをご覧いただき、さっそく小規模ビジネス向けのシンプルな CRM を構築していきましょう。 小規模ビジネス向け CRM の選び方は? 小規模ビジネスに最適な CRM を選ぶために、まず自社のニーズをしっかりと把握しましょう。その上で予算を確認し、他のツールとの統合といった機能面での優先順位をもとにさまざまなソリューションを調査します。使ってみたいものが見つかったら、無料プランまたは無料トライアルを利用してテストしてみましょう。 小規模ビジネス向け CRM の価格帯は? 小規模ビジネス向け CRM の価格は、選択する CRM と必要な機能によって大きく異なります。CRM によっては永久に無料のプランを提供しているところもありますが、無料トライアルのみを提供している場合も多くみられます。ユーザー人数ごとの課金が一般的で、相場としてはユーザー1人あたり1,500円~などから利用できます。 CRM は小規模ビジネスに役立ちますか? はい。CRM は、顧客とのやり取りの追跡、顧客データの管理、マーケティングや営業戦略の改善をサポートしてくれる便利なツールです。さらに、プロセスの効率化、カスタマーサービスの向上、より良い顧客関係の構築にもつながります。 { "@context": "https:\/\/schema.org", "@type": "FAQPage", "mainEntity": [ { "@type": "Question", "name": 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