monday.comの主要な利用目的、ユースケースの一つにプロジェクト管理があります。ITシステムの導入や開発、イベント・キャンペーンの企画・実施、建物の建設等、多くのシーンでプロジェクトを管理しています。
一般的にはプロジェクトは日常業務と異なり、製品やサービスの提供等の目的があり、期限(納期)が設定され、普段とは異なるチームメンバーが連携して進める場合が多いと思います。これらのプロジェクトではアウトプットのスコープや品質、期限・スケジュール、リソースやコストの他、関係文書や関連部署とのコミュニケーション、これら全てに関わるリスクを管理することが求められています。
monday.comは特に期限・スケジュールの管理、リソース・コストの管理、コミュニケーションの改善、関連文書の管理で利用されることが多く、これらの情報が可視化され、一元管理されることでリスクの早期発見に役立てることができます。
monday.comではボードと呼ばれる情報共有の画面をつかって関連メンバーと情報交換を行いますが、プロジェクト管理でご利用になる場合は単一のボードに全ての情報を含めてしまうのではなく、複数のプロジェクトの状況を俯瞰的に確認・管理するプロジェクトポートフォリオのボードと、個々のプロジェクトのタスクの状況を確認・管理するプロジェクト毎のボードの2種類を使うことがおすすめです。プロジェクトポートフォリオのボードは主に事業全体の管理者はプロジェクト管理者が利用し、個々のプロジェクトのボードはそれぞれのプロジェクトに関わるメンバーが利用します。
ポートフォリオ管理のボードと個々のプロジェクト管理のボードは、カラムの内容を接続、ミラーしておくことができるので、同じ情報をポートフォリオ管理のボードと個々のプロジェクト管理のボードの両方に入力する必要はありません。
このような設定を行なっておくことで個々のプロジェクトのボードに入力した内容がポートフォリオ管理のボードにも自動的に反映されます。
新規にプロジェクトを立ち上げる際に申請をして承認をえるプロセスを作る場合はポートフォリオ管理のボードで申請フォームを作成しておき、事業責任者がプロジェクトの承認を行うと自動的にプロジェクトのボードが自動生成されるようにワークフローを設定しておくと便利です。
monday.comのボードでは数式も設定できますので、申請されたプロジェクトの評価指標を計算してスコアを自動計算しておくと承認の際に参考にすることができます。
monday.com株式会社ではプロジェクト管理に関するWebinarを実施しております。ぜひご参加の登録をいただき、ご視聴ください。
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