先日、リテール・小売業界におけるmonday.comの活用についてブログの記事を投稿しましたが、リテール・小売業界における活用において店舗における販促、キャンペーン管理で使用するというユースケースがありました。これはマーケティング業務における活用の一例ともいえるもので、これ以外にもイベントの管理、ソーシャル投稿の管理、ベンダー管理等、幅広い用途で利用が進んでいます。
一般的にマーケティング業務には下記のようなものが含まれています。
- コンテンツ作成、クリエイティブ管理
- プロダクトマーケティング（競合分析、市場調査、新製品発表等）
- ソーシャル・マーケティング
- イベント管理
- リード管理
- プランニング、マーケティングオペレーション
これらのマーケティング業務には共通して次のような特徴があります。
- 同様な手順で進める業務やタスクが時期をずらした形で、同時進行ですすめる必要がある。（時期の異なる複数のイベントやキャンペーンの準備を進める）
- 社内での調整、合意形成が必要なタスクが多い。
- 多くの外部ベンダーとやり取りを行う。（イベント会場のベンダー、広告のエージェンシー、広報代理店、デザイナー・クリエイター等）
こういった特徴をもつマーケティング業務では次のような課題を抱えるケースが多いのではないかと思います。
- ビジネスニーズの変化に対して迅速かつ柔軟に対応したいが、調整や変更に時間がかかってしまう。
- 情報共有がうまくいかず、複数のメンバーが別々に同様な制作物を作ってしまう。
- リモートワークを行う関連メンバーや、社内のステークホルダーと足並みを揃えるのが難しい。
- 不定期に発生する社内からクリエイティブやイベント、キャンペーンのリクエストを効率的に管理できていない。
これらの課題に対応するためにメールやチャット等のコミュニケーションツールが増える、定例ミーティングが増える、報告資料が増えるといったことも起きてしまい、一方で実際の業務管理はスプレッドシートに依存しているという場合も多いと思います。
monday.comはプロジェクト管理のブログでも記載したように、期限やスケジュールの管理、リソースやコストの管理、コミュニケーションの改善、関連文書の共有および管理をグラフィカルに使いやすく行うことができ、マーケティング業務の管理にも有効です。
プロジェクト管理の場合と同様にマーケティング施策全体を俯瞰するボード（上位のボード）と各施策（イベントやキャンペーン等）の準備・実行のタスクの状況を管理するボード（下位のボード）の2種類をつくって、それらのボードを連携しておくと便利です。
上位のボード
下位のボード
また、制作物やクリエイティブのレビューやプルーフィングをドキュメントのビューから行うこともできます。
レビューやプルーフィングについてはmonday.comに含まれる機能を使える他、専用のツールと連携することも可能です。
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