「当社は従来型の建設会社ではないため、事業を軌道に乗せるには従来とは異なるソリューションが必要でした。最初は Buildertrend のような従来の建設プロジェクト管理ソフトウェアを調べました。しかし、このソフトウェアは私たちには関係のない領域で堅牢すぎるか、機能が非常に限られているものでした」とアリーさんは言います。

Falkbuilt は、チームが特定のニーズに合わせてプラットフォームを調整できる柔軟な Work OS ソリューションを必要としていました。この難しい状況に対応するために、アリーさんは Falkbuilt ですでに実装されていながら十分に活用されていなかった monday.com に戻ってきたのです。

アリーさんが担当になるまで、Falkbuilt は monday.com が会社のワークフローの課題に対する包括的なソリューションである可能性を考えたことはありませんでした。

「当社の価格設定チームは、リモートワークで monday.com で価格設定のリクエストを比較的簡単な方法で追跡していました。そこで既に利用されていたワークフローをうまく拡大する方法を検討しはじめ、monday.com からプロセスの最終調整の際に情報を効率よく取得する方法を発見しました。」とアリーさんは言います。

いくつかのウェビナーを視聴し、monday.com の便利な機能を調べた後にアリーはワークフローの構築を開始し、価格設定ボードの刷新から始めたところ、すぐに効果があったのです。

クライアントが設計を承認すると、プロジェクトの詳細が生産ボードに移ります。このアクションにより、模型製作者は3D モデリングソフトウェアで設計のデジタル化を開始するように促されます。模型製作者は設計を受け取り、生産現場でプロジェクトを実行するために必要な実際の生産情報に変換します。

「更新、問題や質問がある場合、工場の責任者は関連するチームメンバーにコメントしてタグを付けることができます。たとえば、プログラムが間違っている場合、模型製作者にタグを付けることができます。

特定のアイテムにカスタム生産が必要な場合、プロジェクトマネージャーが更新にメモを残し、そのカスタムの指示表を参照するように、作業指示書にタグを付ける先制通知システムも実装しました。 これにより生産現場のチームは、それを適切に生産するために必要なすべての情報を得ることができるのです」とアリーさんは言います。

最後に、すべてのコンポーネントの生産が終了して出荷の準備が整うと、工場チームはそのパレットを出荷エリアに降ろします。

生産チームが完了すると、コンポーネントの出荷準備が整ったことが出荷コーディネーターに通知されます。次に、コンポーネントを目的地に発送し、現場のチームに組み立ての準備をするよう通知します。

支社はそれぞれの場所にチームを編成していますが、現場でチームを支援するために本社から技術者を派遣するように要求することがよくあります。

設計プロセス中に、プロジェクトマネージャーが技術者が必要だと判断したら、ボードのステータスを変更して「技術スケジュール」と呼ばれる別のボードに新しいアイテムを作成し、ミラー化されたカラムを使用して設計ボードにリンクします。

次に、チームリーダーが技術者を割り当て、ここで設備の進捗状況を追跡します。プロセスの早い段階で技術者を関与させることで、技術者に情報を提供し、最新情報を把握して、現場での建設の準備を整えることができるのです。

「当社の技術者はモバイル接続しかない建設現場に出かけることがよくあります。monday.com では必要なプロジェクト情報にすぐにアクセスでき、本社のチームと簡単につながることができます」とアリーさんは言います。