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サイバーコム株式会社が、monday.com 製品の導入により
属人化を解消し、社内外へのスピード対応を実現
できた理由とは?

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サイバーコム株式会社のご紹介

サイバーコム株式会社は横浜、仙台、新潟、東京、刈谷、名古屋、福岡の7拠点を有し、創業45年を迎えた中堅 IT 企業です。通信組み込み制御や業務系ソフトウェアの開発を中心に、ソフトウェア開発に必要となるドキュメント生成のほか、仮想化やクラウドなどのネットワークおよびサーバーの構築、システムインテグレーションサービスなどを提供しています。業務効率アップにつながる製品を取り扱っていることから自社の DX 化にも積極的で、各種システムを一元化できるソフトウェアとして monday.com を導入しています。また、顧客からのニーズの高まりもあり、特に業務系ソフトウェアについて国内外のパッケージサービスの代理店販売を進めていることから、目まぐるしく変化する IT 業界でビジネスを行う方策のひとつとして monday.com ソリューションパートナー契約も結んでいただきました。

課題

今回お話を伺ったのは、同社の新井世東(あらい・せと)代表取締役社長、営業推進部部長の渋谷賢一さん、ICT 事業部副事業部長の鈴木直登さんです。お三方の視点から、同社の抱えていた課題や monday.com 導入後の変化などを探っていきます。

新井社長は、事業拡大を目標とする経営者の立場から「サイバーコムが会社として抱える課題は、従業員が同社の強みを活かして活躍できるようにするための制度と待遇の不備にある」と考えていました。さらに、DX を進める上でも属人的なシステムが枷(かせ)になっていると感じたそうです。
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「事業拡大を進めるためには、社員のプロフェッショナルな資質をさらに高める必要がありました。当初は、本格的な DX を行う前に業務改善を行う必要があるという思いから、去年からその観点で新たなシステム刷新を実施しています。まず目指すのは費用対効果。求めるものが手に入り、社内の業務効率も図れるシステムサービスを選定しつつ、昨年から改革を進めているところです」(新井社長)
一方、より現場に近い、営業の企画・取りまとめを担う営業推進部とソフトウェア監査・インフラ構築管理を行う ICT 事業部はそれぞれ異なる課題を抱えていました。
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「当社には地方拠点があり、それぞれで営業活動をしていますので、独自のフォーマットややり方でデータを作成していました。営業推進部ではこうしてバラバラに作成されたデータを全部集めて再集計し、取りまとめを行う必要があるためそこに大きな無駄を感じていました」(渋谷さん) 経営層が確実な経営判断を下すためのデータを作成することが営業推進部のミッションです。ところが、各部署が異なる形式でデータを管理していたために、全社として統一された情報を作成するのに時間も手間もかかってしまっていました。
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「一番課題としていたのは、情報のリアルタイムの共有と対処のスピードです。管理上、サーバーは1か所にせざるをえなかったため、個人がローカルで保管しているデータをマージしてそれを元に判断していくのですが、このサイクルではどうしても一歩遅れてしまうのです」(鈴木さん) スピード対応を実現するためにリアルタイムな情報共有を必要としていた ICT 事業部は、ローカルデータを統合する作業に時間を要するというジレンマを感じていました。

スピード対応を阻む属人化とセキュリティ要件

各部門が解決すべき課題を前に、新井社長はそれぞれ以下のような目標を掲げました。

• 技術面:開発プロジェクトの迅速な状況把握、マネジメント層の対応速度向上
• 営業面:引き合いから短期間で受注へ持ち込む
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また、お客様からのフィードバックでは、システムを導入しても属人化した部分が残っているために情報の遅延が発生していることを指摘されてきました。

「せっかくシステムを入れても、オフラインの部分が多いために経営層、マネジメント層への情報展開が遅れがちになっていたというところが一番大きいですね」(新井社長)

各部署の Excel データを収集している営業推進部では、それぞれが手作業でデータを処理しているために情報が完成しないことから、Excel だけで経営層への報告を行うことに限界を感じていました。

「我々としては全部のデータを基に分析して経営判断するためのデータを作りたいのですが…断片化されてしまうとどうしてもその情報の確認が必要となり、二度手間になってしまう点が大きな課題だと感じていました」(渋谷さん)

当初から業務システム導入の必要性を実感していた鈴木さんですが、セキュリティ上の要件という障壁があり、導入に踏み切ることができずにいたそうです。

「お客様向けの業務システムだとリアルタイムの情報共有が必ず要件に入ってくると思いますが、当社内ですとどうしても機密情報の部分などがあり、なかなか進められずにいました」(鈴木さん)

当時はサイバーコム全体として、思うようにスピード感あるビジネスを進められないという課題が共通認識としてあったという状況でした。

解決策

monday.com を知ったきっかけ

こうした課題を解決しようと、新井社長は、海外イベントで見かけた monday.com を社内に紹介しました。「イベントでは、ユーザーと一緒に製品・サービスを成長させていくのだという気概を感じました。monday.com のトップが自らユーザーと接して、色々な意見を吸い上げていたのがすごく印象的でした」(新井社長)
社長から monday.com のことを聞いた渋谷さんは、当初同社のパートナー推進室がサービスを導入していた状況を知って営業推進部への導入も進めることに。

「会社としても CRM を作らなければならないという課題はあったのです。そんな中で代表からこのソリューションを紹介され、(パートナー推進室で)システムが手軽に、しかも短時間で構築されているのを見たときにピンと来ました。そこで少し周りに話をして、実際の導入に踏み切りました」(渋谷さん)

また、ICT 事業部では、他のサービスでは情報の一元管理が難しいが、monday.com であれば可能であると判断して導入を決めたそうです。その際、重視したのはツールの柔軟性でした。

「(重視したポイントは)まずは変更のしやすさですね。他のツールだと、こういう運用をしたいという点を決めてから動きますが、このスタイルだとなかなか後から変えらないのです。monday.com は後から変更が可能で、追加変更も容易ですので、そこが非常に優れているなと思っています」(鈴木さん)
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monday.com は同社内で評判が評判を呼び、徐々に波及していったそうです。

利用継続の決め手

操作性とカスタマイズ性が魅力、社内連絡ツールとの使い分けで業務も効率化

新井社長が社内システムとして monday.com を導入して感じたのは、その操作性とカスタマイズ性でしたが、「実際に自社に導入した経験を他社にも参考にしてもらいたい」と、パートナー契約を締結していただくことになりました。

「ユーザーとしての関係はもとより、このサービスは企業において幅広い組織に有効な機能を持っていると強く感じています。せっかく当社に入れていますので、導入事例や課題解決を行ってきたナレッジを他の企業様にも生かせるのではないかと、monday.com の販売パートナーとしての活動もスタートさせました」(新井社長)

渋谷さんも、monday.com の魅力は「優れた操作性」だと語ります。
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営業部門では私が最初に使用しましたが、ものの5分でやりたい業務のボードができたことには感動しました。いろいろなパラメータを入れる必要があるのか、設定が難しいのではない

かなど少し心配していたのですが、いざ使ってみるとすぐにマニュアルなしで管理ができ、大変感動を覚えました」(渋谷さん)

monday.com ならではの特長が、アイテムごとに書き込むことができるチャット機能です。プロジェクト状況の記録にこの機能を使用することで社内連絡用のチャット(他社ツール)と用途を切り分け、迅速な情報共有を実現できたと鈴木さんは話します。
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「チーム内、私個人もそうなのですが、一番使いやすかったのは更新やチャットの部分です。アイテムごとにチャットを立てられるので、他の情報が混じることがありません。それぞれのアイテムの状況を遡らずに閲覧できるという点がすごく便利だなと思っています」(鈴木さん)

monday.com 導入により従業員に主体性と一体感が生まれ、属人化の解消、大幅な工数削減に成功


新井社長が嬉しそうに話してくださったのは、「社員が主体的に機能改善を提案することが増えた」ということです。以前はトップダウンで機能追加の指示などを行っていた部分も、従業員の年齢層・性別問わずに提案が生まれるようになり、社内の期待感の高まりを実感しているそうです。

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たとえば、営業を進めていく上では営業推進部と法務部門との連携が欠かせません。これまではメールでやりとりを行っていたため、どのプロジェクトの法務要件確認がどこまで進んでいるのかといった情報が見えづらかったのですが、monday.com の導入により状況確認がしやすくなったそうです。 もちろん、当初課題としていた属人化の解消に加え、各部署の引き合いを社内全体が確認できるようになるというメリットもありました。。

さらに、ICT 事業部ではなんと1か月でおよそ500時間の工数削減を実現したといいます。
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「以前はパートナー企業の技術者さんが必要になった場合に、管理職がそれぞれ営業の方に個別に連絡を取って提案がないかどうかを尋ねていました。これを今では一元化してパートナー推進室と連携し、本社部門の方で取りまとめを行う形に切り替えました。各課長の業務としてだいたい月に20~30時間かかっていたところを10時間くらいにまで短縮できていますので、50人の10時間ずつと考えるとなかなかの効果かなと思っています」(鈴木さん) さらに、ICT 事業部ではなんと1か月でおよそ500時間の工数削減を実現したといいます。

今後の活用法と導入のアドバイス


monday.com の今後の活用方針についても伺ったところ、可能性を見出していただき、さまざまな活用法を想定されていることが分かりました。
「データの取りまとめは monday.com が活躍してくれるため、我々としては企画の方に時間を割き、さらなる売上受注見込などを戦略的にしていきたいなと思っています。横展開としては社内でどんどん使う者が増えていることもあり、社内の営業と技術の架け橋のような、営業と他の部署をつなぐツールとして活用していきたいですし、最終的には全社を monday.com で統合することを目指したいです」(渋谷さん)
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「プロジェクト管理をテンプレート化してコード化したいと思っています。隣のチームで良かったものを横展開するイメージです。サンプルがあるとかなり楽になっていくと思いますので、やってみて良かった活動を monday.com 上でどんどん共有していくことで、全体のレベルアップを図っていきたいと思います」(鈴木さん)。

monday.com 導入によりさまざまな効果を実感されているサイバーコム。これから導入を検討している方には「まずは触って、共有してみていただきたい」(鈴木さん)というアドバイスをいただきました。実際に操作を体験することで、その使いやすさを実感していただけるはずです。

アップデートにより商材としても社内システムとしても満足できるソフトウェアへ

最後に、お三方が評価してくださったのは、ユーザーの声を取り入れて常に改善していく monday.com のサポート体制です。今後もその姿勢に期待しているとお話しいただきました。
「我々の声を聴いてさまざまなところを改良してくれていますので、その点は継続していただけると嬉しいです。販売パートナーでもありますので、バージョンアップは魅力的です。価格戦略を考える際にも、価格に負けないような魅力、それを差別化するようなものをどんどん追加してもらえればと思います」(渋谷さん)
「ビジュアルやサービス管理の面など、さまざまな機能がスピーディーに追加されていくため、あらゆるものを統合して使えるプラットフォームとして進化していくという点に非常に期待しています」(鈴木さん)
また、新井社長からは、今後の協力体制の強化への意気込みを改めてお伝えいただきました。
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「当社は業務改善をメインにシステムの刷新を行っていますが、今後本格的に DX 化を始める際には monday.com のサービスの役割はさらに増すと思っています。国内の導入ユーザーとのコミュニケーションをさらに増やし、導入事例を集めて販売パートナーとしてもコミュニティを広げていきたいと思っていますので、この点については monday.com 株式会社にもぜひご協力いただければと思っています」(新井社長)

毎回、ユーザーの皆さまのフィードバックや発想から monday.com の新たな可能性に気付かされることが多くあります。お三方のご期待に応えるべく今後もアップデートを重ねながら、より使いやすいサービスとしての品質向上とパートナー企業様との関係強化に努めてまいります。
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新井社長、渋谷さん、鈴木さん、貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。

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